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｢痛みから一番遠い場所を使って治す。｣

操体法は動きの連動を使い、全体のつながりを整えます。自力運動であるために身体の深い部分が動き、不快な症状の原因を解消します。

肩に症状が出ていても大きな原因が腰にある。ということもよくあります。こういう場合、直接肩を施術してもスッキリと楽になるということはありません。

肩や首なら足首から、連動させることで全身の動きとバランスを整え肩や首のつらさを和らげます。

支持関節は動きを支える関節であり、最初に動くためここに問題があると身体が動かし難くなり痛みなどの原因になります。逆に動きの中心である背骨が動けば身体は動かしやすくなります。

また、肩と脚の関係は深く、肩を柔らかくしたかったら股関節をほぐせと言われています。支持関節を介した脚と腕の連動がとても大切です。