快・不快、心地よいか心地よくないのかという原始的な感覚を大切にする。快感覚、心地の良さは身体が治っている時の感覚。
この感覚に素直に、体を動かし、身を委ねることが出来たなら難しいテクニックも体操も、もちろん施術も治療も必要なく身体は生命力のまま自然に治ります。
完璧に身を委ねることが出来なくても、快適さや気持ちよさを大切にし追いかけるだけでずいぶん楽になるはずです。
腰痛、とくに慢性的な腰痛の大きな原因として、日常の姿勢や繰り返し行う軽作業というのがあります。これらの「体の動き」が原因の腰痛は自力運動で簡単に整えられることが多いです。姿勢や動かし方が原因ですので対策としては姿勢に気をつける、動きの偏りを少なくするとういうことになり、自力で整えるには原因となった力に対する逆向きの力を発生させる。逆モーションが答えになります。操体法の基本的な施術は自力運動によりこの逆モーションを行うことで原因を解決するものです。自力運動によって整えますので、こつをつかめばいつでもどこでも、腰痛を始めとする様々な不調に自力で対処できるようになります。また、軸回旋伸長法はこの逆モーションを集約したもので体を整える上で最も重要な動きとなります。腰痛対策にぜひ取り組んでみて下さい。
01.
ここが大事
快・不快、心地よいか心地よくないのかという原始的な感覚を大切にする。快感覚、心地の良さは身体が治っている時の感覚。
この感覚に素直に、体を動かし、身を委ねることが出来たなら難しいテクニックも体操も、もちろん施術も治療も必要なく身体は生命力のまま自然に治ります。
完璧に身を委ねることが出来なくても、快適さや気持ちよさを大切にし追いかけるだけでずいぶん楽になるはずです。
02.
ここが大事
呼吸・飲食・身体運動・精神活動、この他人に代わってもらうことのできない四つの活動が自然の法則に適っているようにする。呼吸はリラックスして深く、飲食は腹八分目、運動は軸を大切に円・連動・つながる動き、想いは感謝が1番大事。それぞれ深く話せばとても長くなりますが、要点はシンプルです。
03.
ここが大事
運動の軸を元に戻す。日常生活のなかで身体にかかり続けている力をリセットする。逆モーションが操体法の基本で、右にずれてしまったなら左に動かせば治るというくらいシンプルなものです。このとき正しい位置に戻って行く感覚が心地よい、気持ちが良いという感じなのでその快感覚を頼りに逆モーションを行えば効率よくセルフケアをすることが出来ます。